■共和国環状線車両設定

○概要

国旗色が特徴的な環状線共通車両

本格的に稼働し始めた共和国の各藩国を結ぶ環状線の為に、環状線専用として建造された初の車両。
旅客用車両と貨物車両は大統領府が全藩国の環状線の駅舎や線路を調べ上げ、基本設計図を作成し建造されたものを提供している。これは、車両建造時のコスト削減の為と、全藩国を巡る車両であるため、規格の違いからくる原因で、使用する車両が特定藩国の走行ができないことが無いように考慮したためである。
ニューワールドを走行する為、主駆動装置は電気モーター。基本的に外部から供給される電力を使い走行するが、車体上部には太陽光発電パネルが貼り付けられ補助電源として使用している。また、状況により電気が供給できない区間を走行せざるえない場合があるため、自力で1つの藩国を横断できる程度のバッテリーも搭載している。

○旅客用車両

にゃんにゃんライナー

にゃんにゃん共和国の国旗を彷彿させる青と黄色を基調にしたペイントをされている。
全席座席指定の特急であるにゃんにゃんライナーは、高速走行時の安定した走行や空力特性を考慮した設計をされており、先頭車両は先端部が長くのばされ、通常の電車とは異なった形状となっている。また、運転室の配置を工夫し、前面展望席を確保している。
前面展望席は、子供や鉄道マニアに大人気であり、先頭車両の指定席は売り切れ状態が続いている。

○○エクスプレス

藩国内専用車両○○エキスプレス(○には各藩国で付けられた愛称が入る)は、藩国間を結ぶ国際線であるにゃんにゃんライナーとは違い藩国内のみを走行することを想定され設計された。
この車両に関しては、車台などの基本設計図を各藩国に提供し、それぞれの国のデザイナーが車体の最終デザインを行い建造を行っている。これにより、車台などの基本部分を流用しつつ、各藩国の独自性を持たせた車両を建造することが可能になった。
また、軌間さえ同じなら藩国内の在来線との相互乗り入れも可能であり、国内線から環状線のターミナル駅への特急などで藩国内鉄道でも使用されている。

※新幹線の700系と名古屋鉄道のパノラマカーが合わさった車両をイメージしてます。

○貨物車両


通常の電車とほぼ同じ外見であり、にゃんにゃんライナーと違い乗客がいないため運転室が先頭車両の先端に配置されている。
藩国間でやり取りされる物資を運ぶ車両であり、物資を高速に輸送することが目的なため、最新の駆動装置を使用している。
特筆する点としては、コンテナ貨車と搭載するコンテナが他の輸送機関と共通規格となっている点である。共通規格に沿って造られたコンテナには、その印としてにゃんにゃん共和国の国旗がペイントされている。
この共通規格を策定する際には、海軍兵站システムと陸軍兵站システムをもつ藩国の協力を仰ぎ、作業時間と手間が大幅にカットする一連のシステムの構築と共にコンテナ貨車とコンテナの基本設計図が作成され各藩国に供与された。
これにより、各藩国で異なる規格によりトラックや船舶、他の貨物車両への積み替え時に、時間と手間をかけ調整していた作業時間が大幅に短縮され、環状線を使って運ばれてくる物資は迅速に輸送場所に送られることが可能となった。

※普通の貨物車両をイメージしています。

 
       

 
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